【素材のお話し】 無農薬クラフトラム酒
2025.10.15
HIRAYAMAのクッキー缶に入っているガレットには、ラオス産のクラフトラム酒を使用しています。
2006年、ラオスにて日本人により創業されたこの蒸留所では、サトウキビの開墾から収穫まですべてを自社で行い、農薬に頼らず手作業で丁寧に栽培されています。海風の影響を受けないラオス内陸の風土は、サトウキビ本来のピュアな香りを守り、ラムに澄んだ甘みと透明感をもたらします。
収穫した一番搾りのサトウキビジュースは、すぐに発酵へ。3〜5日かけてじっくりと発酵させたのち、蒸留工程へと進みます。蒸留は特に繊細な工程とされており、LAODIでは多くの女性スタッフがその丁寧な手仕事を担っています。
また、熟成にはアメリカから取り寄せたバーボン樽を使用。
ラオスの高温多湿な気候のもと、1年で約10%ものラムが“天使の分け前”として蒸発し、短い熟成期間でも驚くほど深みのある味わいが育まれます。
この特別なラム酒をほんの少し加えることで、サトウキビ本来のやさしい甘さ、植物のような爽やかな香り、ふわりと広がる熟成の余韻が、焼き菓子に自然に溶け込んでいきます。
お酒が苦手な方でも心地よく楽しんでいただけるよう、やさしく、奥ゆかしい香り立ちに仕上げました。ぜひ、香りとともに素材の物語を味わっていただけたら嬉しいです。




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